ヘルパーの待遇ってどうなってるの？
待遇はよくない？
ホームヘルパーといえば、「つらい」「きつい」「大変」とマイナスな言葉を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。そのため、ホームヘルパーは待遇が悪く長く続けられない仕事だと先入観を抱いている人もいます。しかし、介護事業を展開している施設は数え切れないほどたくさんあり、その中でも実際に待遇の悪い施設はほんの少ししかありません。昨今の人手不足が拍車をかけ、ほとんどの施設ではネガティブなイメージを払拭しようと、待遇を手厚くして人材が定着するよう努力しています。
勤務時間や給料は？
ホームヘルパーが提供する介護サービスは事前にケアプランで決められています。そのため、利用者の自宅を訪問する時間もある程度決まっており、その時間に合わせて働くことができるため、パート社員として働いている人の割合も高いです。パート社員は基本的に希望する時間帯で働くことができるため、「午前中のみ」「午後から」など比較的自由にスケジュールを組むことができます。また、時間で働くパート社員の給料ですが、身体介護の時給は約1,500円～2,000円、生活援助の時給は1,300円～1,500円くらいが相場とされています。皆さんが想像していた金額よりも高いのではないでしょうか。
そして、正社員では未経験であっても月給250,000円～という求人も少なくありません。そこから経験を積んでいくとさらに上がっていくでしょう。最近では、異業界から介護業界へ進出してくる企業も多く、その分ポストも増えますので、未経験からでも上を狙うことが可能です。
福利厚生はしっかりしてる？
福利厚生の内容は従業員の福祉のために行われていれば良いため、明確に定められているわけではありません。そのため、社会保険など基本的なものだけでなく、スキルアップのために講習会や研修費用の全額負担、そしてホームヘルパーは人と接しながら仕事をするため、定期的な健康診断や予防接種も福利厚生の一環として行っている施設も多くあります。また、ホームヘルパーの仕事ならではの肉体的な負担がかかる介助についても、福祉用具を導入し、個人の負担を軽減させることを行っているところもあります。
その他には、大手企業でみられるような健康を意識してのスポーツクラブ費用負担や産前産後休暇、リフレッシュ休暇、さらには海外研修がある施設などもあるようです。
先ほども述べましたが、最近では人材を確保するためにどの施設も福利厚生に力を入れていっています。いろいろな施設の福利厚生を見比べてみてはいかがでしょうか。
ヘルパーの仕事に興味があるあなたへ
ホームヘルパーは誰にでもできる簡単な仕事なためやりがいはないだろう、と思っている人も少なくありません。しかし、ホームヘルパーは社会に貢献していることが実感できる、他人から感謝されることが多い、などホームヘルパーだからこそ味わうことができるやりがいや魅力がたくさんある素晴らしい仕事です。
